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【32561】オンラインHDFでの定期検査 ヌーボー21 13/12/12(木) 8:08 [未読]
【32564】Re(1)α1MG ヌーボー21 13/12/13(金) 23:45 [未読]
【32683】Re(1):Re補液量の増量して ヌーボー21 14/1/19(日) 10:21 [未読]
【32567】Re(1):オンラインHDFでの定期検査 Nishi 13/12/15(日) 23:00 [未読]
【32568】Re(2):オンラインHDFでの定期検査 ヌーボー21 13/12/16(月) 7:24 [未読]
【32574】Re(3):α1MGの除去を増やすには ヌーボー21 13/12/17(火) 9:54 [未読]

【32561】オンラインHDFでの定期検査
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 ヌーボー21  - 13/12/12(木) 8:08 -

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   6.5時間 QB300 オンラインHDF 12L/時間 前補液 QD700 総除水3.5L MFX-25S Dドライ2.5S

5時間 QB300 ボトルHDF 3.24L/時間 後補液 QD500 + 1.5時間 QB300 HD QD500 総除水3.8L MFX-25S Dドライ2.5S

      オンラインHDF          ボトルHDF
BUN   52.5   9.8  除去率81.4%   51.8   9.2   除去率82.3%
KT/V(Dau式)  2.15             2.24
β2MG  21.6   3.7  除去率82.9%   22.2   4.8      78.4%

Ht   32.1   31.9           32.4   32.2
ALB   4.0    4.1           4.0    4.0
TP   6.4    6.5           6.4    6.4
WBC  4460   4140           4930    4170
CRP   0.09                 0.09
PLTC  10.7   10.3           11.9    11.6
Ca   9.2    8.9           9.1     8.9

BUNの除去率について
 開始から 5時間までのクリアランス   オンラインHDF<ボトルHDF
 5時間目から6.5時間までのクリアランス  オンラインHDF < HD
  開始から 終了まで ほぼ ボトルHDF+HDの方が クリアランスが高いです。
  除去率についても KT/Vについても ボトルHDFの方が 良い結果になるのは 考えれます
  KT/Vから逆算すると クリアランスで -4%という話になるでしょうか。

β2MGの除去率について
 開始から 5時間までのクリアランス  オンラインHDF=ボトルHDF と考えれます 後補液量
 の約4倍の前補液量 透析液流量を QD700に上げているので、
 5時間目から 6.5時間目までのクリアランス  オンラインHDF > HD になります
 除去率は 5時間目以降のクリアランスの差が オンラインHDFのほうが良い結果に なったと
 考えれます。オンラインHDFでの 透析前値 21.6というのは 過去最も低い数字です。

総Caの変動
 ボトルHDF + HDにすることで 開始から5時間目までは サブラットのCaの影響で Caは 上昇
 しますが 1.5時間のHDで Caは 速やかに オンラインHDFと同じまで 下がります。
 1.5時間のHDでも8.9 6.5時間のオンラインHDFでも 8.9までしか下がりません
 血液のCaって 非常に量が少ないのか 透析液との平衡状態に 簡単になってしまう ような気は
 します。

アルブミン 
 オンラインHDFもボトルHDFもほぼ 同じ程度の漏出かと 3g台 でしょうか     
 

BUNやβ2MG前値 除水量 DW 濃縮率が ほぼ同じで 比較は しやすいかと思います。

α1MGは 金曜日になります。
5時間目から 6.5時間までの オンラインHDFとHDのα1MGのクリアランスを考えると オンラインHDFの方が良さそうには 思えますが α1MGは クリアランスの低下が 著しいので 開始から
数十分のクリアランスを 想像すると ボトルHDFのほうが良いかもしれません。

出来れば PES-25Dα HD と比較 したいですね。

思ったことを 並べてみました。


 

【32564】Re(1)α1MG
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 ヌーボー21  - 13/12/13(金) 23:45 -

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          ボトルHDF            オンラインHDF

α1MG 129.9 87.9 除去率32.4%   124.5 97.5 除去率21.7%

という 差になってしまいました。

【32567】Re(1):オンラインHDFでの定期検査
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 Nishi E-MAILWEB  - 13/12/15(日) 23:00 -

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   ▼ヌーボー21さん:
お疲れさまです。

>総Caの変動
> 血液のCaって 非常に量が少ないのか 透析液との平衡状態に 簡単になってしまう ような気は
> します。
>
以前、イオン化Caを測定した事がありまして、1時間もすればほぼ平衡になるような印象です。
透析前Caが10.0前後ある方で、3.0時間目までやや高め、4.0時間目にやっと平衡になった方もいました。
ダイアライザの血液入口、出口で比較した所、4.0時間以降は入口側より出口側のイオン化Ca濃度が高かったです。
総Caですと、1時間置きに測定してもあまり変化がみられませんでした。
透析前Ca濃度別に3人の方にご協力頂いて、それぞれ4〜5回測定した結果なのでご参考までに・・・

やはりというべきか、サブラッドですとCaが上がり気味になってしまうのですか・・・
3,5mEq/Lありますものね。何とかならないものか・・・
ボトル型の後半にHDを行うって、良い方法かもしれないですね。
貴重なデータ、ありがとうございます。

>アルブミン 
> オンラインHDFもボトルHDFもほぼ 同じ程度の漏出かと 3g台 でしょうか     
>
排液を見てみないとなんとも言えないですが、MFX-Sの後希釈on-line HDFで7,1±2.9g漏れてるデータを、本年のハイパフォーマンスメンブレン研究会で見ました。
膜面積が2.0m2、QB232±33.5mL/min、18例の報告で、置換液3.0L/hr前後でした。

以前仰ってましたが、できれば排液も・・・と、ついつい思ってしまいますね。
なかなか・・・採るのが大変です。

>BUNやβ2MG前値 除水量 DW 濃縮率が ほぼ同じで 比較は しやすいかと思います。
>
綺麗なデータだと思います。

>出来れば PES-25Dα HD と比較 したいですね。
>
そうですね〜、HDとの比較も興味があります。

【32568】Re(2):オンラインHDFでの定期検査
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 ヌーボー21  - 13/12/16(月) 7:24 -

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   ▼Nishiさん:

いろいろと 情報ありがとうございます

α1MGの除去率から 

アルブミンの漏出は この条件では ボトルHDFの方が 多いことが 想像できます。

訂正します。

APS-SのボトルHDFから オンラインHDFをするのなら APS-Eを使っていました。

体の大きい患者さんなら MFX-Uを選択するほうが 良さそうです。

【32574】Re(3):α1MGの除去を増やすには
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 ヌーボー21  - 13/12/17(火) 9:54 -

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   前補液量の量を増やす 後補液HDFにする ヘモダイアフィルターを変更する の選択がありますが

生体適合性 酸化ストレスなど 除去性能以外のことも考えて 前補液を続けることにしました

前補液量を15L/時間に増量すると 一回の透析で 100L近くなり どうも気持ちが悪いし 小分子の

除去も 減りそう 

で 結論は MFX-25Uを選択しました。昨日は 院長回診で 導入してもらうことに なりました。

β2MGの除去率85% α1MGの除去率35%を目指します。

【32683】Re(1):Re補液量の増量して
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 ヌーボー21  - 14/1/19(日) 10:21 -

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   ▼ヌーボー21さん:
>       ボトルHDF            オンラインHDF
>
>α1MG 129.9 87.9 除去率32.4%   124.5 97.5 除去率21.7%
>
>という 差になってしまいました。
前補液量を 12L/時間から 15L/時間に増やして

BUN  57.7  11.7  79.7%
β2MG 20.2  3.4  83.2%
α1MG 123.8  85.2  31.2%

アルブミン4.2 Ht33.7 濃縮率 ほぼゼロ

やっと α1MGの除去率が ボトルHDFと同じ程度までになりました
小分子の除去効率は 落ちます。
β2MGの前値20.2は 過去最低を更新。産生量が 少なくなったのでしょうか 清浄化の影響かな
プラズマリフィリングが 良いと聞きます それに乗って β2MGが 血管内に 移動してくれるのでしょうか
ボトルHDFでは 22以下にはなりませんでした。
アルブミンの漏出は 食事で 何とかなりそう。

補液量は 血流量の半分 という話を聞きますが 私の場合は QB300 QF250 実血流量を考えれば
ほぼ 同程度の 補液量になりました。

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