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▼とうさんさん:
>しかし最近都会でも夜間診療が減ってきています
>うちのクリニックもなんだかだんだん時間が短くなってきているような…
>透析を犠牲にして仕事をするのか
>仕事を犠牲にして透析をするのか
>ジレンマに陥ります
当院も月、水、金の夜間透析を行っています。
最終抜針は22時30分としています。
翌日の穿刺を8時10分頃から開始するため
夜間透析の後片付けや翌早朝からの準備、
医師やスタッフ(募集をかけても集まらない。少数精鋭!?)の体調や医療安全を考慮すれば、
それでもギリギリを超えた時間設定なんですよね。
こちらは医療人口10万人規模の都市ですが 夜間透析は当院しか行っていません。
患者さんがその規模の施設で夜間透析を続ける限りは、残念ながら職種によっては仕事を犠牲にしなければならないと思います。
施設オーバーナイト透析は非常にすばらしいのですが、
安全性に多少の問題が残りますし、施設の体力や善意にゆだねられているのが現状でしょう。
残念ながら一般の施設透析には限界があります。
>どうやらうちの先生は仕事を犠牲にして当たり前みたいに思っているのかもしれん
>役職についているようなおじ様方と違い若手はそうそう早よう帰れませんって
>なのに診療時間の終了がだんだん早くなってきてる
>どないせぇっちゅうんでしょう?
>そして不良患者のレッテルを貼られる…
>
>
>青年 壮年層の就職率を上げるには夜間診療(12時位まで)やオーバーナイトの施設、若しくは診療所と家庭透析の中間のような施設が増えればいいのかもしれませんね
まさに施設や地域を選ばない(多少は選びますが・・・)在宅血液透析が理想だと思います。
連日3時間透析や在宅オーバーナイト透析がベストでしょう。
勝手な意見で恐縮ですが
とうさんさんのように労働意欲のある患者さんならば、
ぜひ在宅血液透析を考慮されてみては、と切に思います。
在宅血液透析は透析医療に対する自由度、柔軟性に抜きん出ており、
それ以上に 受けている患者さんのエネルギーが一般の標準透析の方々より著明に優れています。
一度、日本在宅血液透析研究会のHPにアクセスしてみてください。
http://jshhd.jp/
診療所と家庭透析の中間のような施設。いいところに着目されていますね。
フランスでは国がバックアップしているリミテッドケアというシステムがあります。
一般のアパートにコンソールが10台ほど設置してあり、
患者が好きな時間に訪れて(おそらく常識的な時間帯)自らプライミングや条件設定も行います。
産休明けのナースや 透析に特化しているわけでもないナースが1名だけ常駐し
穿刺や回収などを手伝うようです。
そこは一応透析施設のサテライトということなっており、
異常時にはナースが透析施設に連絡し、医師が駆けつけるシステムになっています。
私もとても興味があるのですが、日本では法律上認可は難しいようです。
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