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▼希望さん:
>ただ、今回何となく分かってきた事なのですが、
>市場の40%を持つASPはBUNをターゲットに、開発された、
>今の透析量の算定はASPを基に考察されているなど、
APS-SAは 小分子からβ2MGまでもターゲットに開発されたものですね。
APS-EAは 小分子からβ2MGよりも大きいものもターゲットにしています その分アルブミンが抜け
限定使用になります。
>よって、机上理論では、ASPに有利な結果が出るようになっているようです。
APS−SAを選択される理由は 大雑把にいって
β2MGの除去性能が良かった
ヘパリン量が少なくて済んだ
アルブミンのロスが 多の患者さんで問題なにならない程度であった
など 総合点でAPS-SAが 選ばれたんだと思います。
>今回、膜特性によって、透析の特性も変化すると実感しました。
>数値だけでなく、自分自身の感触で幕を選んでも良いのではないのかなと感じました。
患者さんが元気で長生きできる ダイアライザーを選ぶのが理想ですが 今のところ PS膜 PMMA膜 どちらが良いのか 答えは出ていません。
ので 除去性能で 判断しています。除去性能は 数字ではっきりと出てきますね。膜の吸着性能が元気で長生きの結果につながるのがわかれば PMMA膜も 多く使われるでしょう。
自己責任で 患者さんが決めればよいと思います。感触で選んでも かまわないと思います
正解は 誰もわかりません。
私自身 多くのダイアライザーを使ってきましたが 感触 体感は 変わりませんでした。ので 性能の良いものを選択するようにしています。
除去率が 1%でも違えば 良い方をとるでしょう。元気で長生きに違いは出てこないと思いますが
こだわりでもあります。
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