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二回目の参加。前回は神戸で、座長を仰せつかりました。
今回のトピックは、血流量を如何考えるかであったと、個人的には感じました。
6〜8時間のHDだから、150〜200ml/分の血流量でよいのか、300,400と上げるべきなのか?
小生の考えでは、
長時間、あるいは頻回透析でも、 理由のない血流の上限設定に関して否定的です。
高効率透析の最大のデメリットは抜けすぎるアミノ酸量であると、数年前から報告していますが。
今回は下門先生が抜けるアミノ酸の質的な問題に言及されました・・・・ はっきり言って理解の範疇を超える研究でした。今後が楽しみです。
長時間を勧めても患者が受け入れてくれないという言葉を多く聞きました。
もちろん、当院でも4時間死守、週4回なんてとんでもないという方々はいます(4時間週3回の患者は数名ですが)。
患者が受け入れてくれないというのは、
1.担当医師、周りのスタッフが本気で長時間透析を勧めているかどうか。
2.その施設の患者さんたちのかもし出す雰囲気(6時間は別として、5時間は普通だよなあという雰囲気)。
その、二点が大事かと述べさせていただきました。
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