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▼希望さん:
>病院の方針は4時間なのでは無いのかと聞くと、基本的には長時間を進めるが、4時間以上を望む人はいないとのこと。
>患者には納得してもらって最低限4時間が限界らしい。
施設が本気で透析時間の延長を勧めているとすれば、#25683のコメントの様な状況は無いでしょう。
また、いつかのコメントにあった様な気がしますが、4時間越える人が貴殿ともう一人?二人?
いったい何人患者さんがいる施設かわかりませんが、「本気で」勧めているなら、こんな状態はありえませんね。
>小生のように、自分から飛び込む患者は居なかったようですね。。。
病気や治療に関心をもって勉強しようとすることが無ければ、自らは望む姿勢にはなれません。
もちろん患者さんが自発的に勉強を始める前に、医療者側がお話するのが先ですが。
「なぜ長時間なのか」、「なぜ透析量を増やすのか」などを、きちんと説明することが必要です。
>そんな環境なのに、なぜ時間を長くしないのか?僕には本当に理解できない。
いずれにしましても、根本的に医療者からのアプローチが足りないのだと考えます。
私は、透析時間延長や透析量増加の話をするきっかけを探しながら、常に回診していますし、
患者さん向けの小冊子などに書いた文章など、資料を配って読んでいただく様にしています。
そして時々、周囲に聞こえる様に、「僕自身が5時間×四回やって調子がよいから、
皆さんにも、勧めているのですよ」と、患者の立場でもアピールします。
今年の学会で仕入れてきたネタですが、透析アミロイドーシスで沈着したアミロイドは、
腎移植して症状が消え、20年たっても、組織学的には残っているそうです。
なんだかんだと理由をつけて透析をけちるのは、命を削り合併症を呼び込んでいることと同じです。
医療者は、そのことをきっちり患者さんに伝える努力が、必要なのだと思います。
現実問題として、努力する方はする方で、とっても疲れますけれどもね。
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