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▼希望さん:
>気のせいでしょうか?
てか、透析効率を理解してらっしゃるのかな?
言葉、文字で表現すると
Kt/V=K:クリアランス〔mL/分〕×t:透析時間〔分〕÷V:体液量〔mL〕
すなわち、透析の効率は
クリアランスと透析時間に比例し、体液量に反比例する
と言う一般的な表現式で
計算式(クリアランス)は非常に複雑で難解なものです
計算式の内容を理解している患者はもちろん、医師でさえも
そう多くないと思います
おまけに沢山の計算法式が提唱されており
使う計算式によって、算出値が違います
もともとKt/vは1を基準に作られており2ぐらいまではある程度直線性的な
信頼度はあるが3までは生体的ではないと思う
透析効率は腎不全の狭義の指標数で、患者の生体機能を表現するものではありません
論理的、数理的に透析効率がよくても、患者の体調にそぐわないことは
多々あります
透析患者は機械じゃない
Kt/vは生命予後の1因子に過ぎない
検査データだって患者の片隅を覗くに過ぎない
DWだって100や200は誤差である
計量器+透析機器(除水性能)の誤差に患者がアタフタする必要はない
透析中に100cc飲めば、直後に病院の自販機で缶コーヒー1本飲めば
要除水ですよ500余ったからむくむと言うなら、次回透析まで浮腫みっぱなしだよ
導入後数年で、透析中の飲食量の除水について
透析中の飲食と透析直後の飲食に除水量調節の
医学的根拠があるかと詰問したことがあった
正確にはないでしょ、患者の判断にまかせればイイ
ただ、たまにはスタッフのために
機器の除水機能の正確性を校正、調整するために
(DW+増加量)−除水量=DW(+α)が必要である
生体腎は1cc/分の尿生産量で、これを24時間(多少の代謝変化はあるにしても)
私たちはせいぜい2日に一度、400〜1000cc/時、6.7cc〜16.7cc/分
これが正常な体液バランス、ホメオタシスだと言えるでしょうか
私は体調が一番の因子です
Kt/vが1.5で2で3であろが
検査データがどうあろうが
Ca・Pのバランス
白血球の数
Kの異常
尿酸・血糖値(DMなので)が正常で
体調がよければ全て、イヤほとんど善し
β2GB、PTHはそれなりに要注意(へへェ〜)
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