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▼kusakariさん:
ご存じのように、私はしあわせです。
透析になったおかげで、いろんなことを知ることができましたから。
透析条件を上げていく(血流:200→330,時間:4時間→5時間ときどき6時間)過程で、どんなにていねいに理由を説明してお願いしても、先生やスタッフといろんな衝突があり、(それは今でも解消できていませんが)それでも今の条件を維持してもらえているのは嬉しいかぎりです。
私は、条件を上げていくたびに、その恩恵を身体で感じることができました。
それも、しあわせなことなのでしょう。
身体が元気になっていくことを実感できたおかげで、いろんなことに可能性を見いだすことができました。
運動が大嫌いだった私が、ハーフマラソンを完走できたこと。
透析になったら旅行なんてできないのだろう、と思い込んでいた私が、車で九州まで行くようになったこと。
そんな特別なことじゃなくても、身体が元気になってくるにつれて、明日の約束もためらう状態から、1年後の約束までできるようになり、今では6年後の約束もできている…。
もちろん、その根底にあるしあわせは、「今朝も無事に目が覚めた」から始まるのです。
でもこのことは、透析をしているかどうかとは無関係で、生きていれば誰にでもあるしあわせではないかと思います。
ただ、透析になるまでは実感できなかったことが今は実感でき、しあわせだと思えるようになった
。
少し、人間的に成長できたのではないかと思えるしあわせ。
860km離れた松江腎クリニックがとなりまちにあったらいいなあ…と思い続けていました。
でも、今では、ほんの200kmのところに同じ志を持った先生の病院があるようです。
270kmのところにも…。
徐々に、私に近づいてきているようです。
心のアンテナを高く保っていたいと思います。
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