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▼のいさん:
>以前より「BUNが高いと、それを濃縮するために口渇が起こる。」という理論を展開されますが、
>口渇をコントロールしているのは視床下部の口渇中枢で、Naであると認識しています。
>ですから10% NaClもよくない。
のいさんが言われるように、口渇をコントロールしているのはNaでしょう。Na負荷は避ける方がいいと思います。
UN除去により低下する血漿浸透圧を、10%NaCl注入により細胞内から細胞外への水分移動で、血漿容量を変えずに血圧維持は可能となるでしょう。
しかしNaを注入すると言うことは、結果的に飲水行動をとり、透析間体重増加も大きくなり、血圧上昇も大きくなると思います。急激な低血圧やつれが増加しない程度に徐々に10%NaClを減らしていくべきかと。
透析液Na濃度も132mEq/Lの時代から、透析中の血圧低下、不均衡症候群を少なくするため、140あるいは143mEq/Lへと高いものになりましたね。透析器の性能がよくなり、高い膜間圧差にて除水が可
能になったことから、濃度勾配よりも限外濾過によるNa除去の方向になったことから、10%NaCl注入が抵抗無く行なわれるところがあるのも事実。注入しないで済む治療を目指すべきかと。
研究会に参加していないので、内容が分からずピンボケ意見かな?
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