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▼kusakariさん:
>▼だーちゃんさん:
>>Ca値は当然透析前値ですよね。
>
>透析後に下がるという事です.
>前後の差が生体にはきついようでした.ただ,なんともない人も大勢居たんですけどね.
日本透析医学会(JSDT)が年末区切りごとにアンケート調査を基に統計結果を出されてます
が、これらのデータから2006年には「透析患者の二次性副甲状腺機能亢進症治療ガイドラ
イン」が示されました。横断的研究ですから断定は出来ないのでしょうが、わが国ではCa,
P,PTHの管理基準値が生命予後の観点から示されました(透析前値です)。一定の評価は出
来ると思いますし、来春にはCKD-MBDガイドラインとして出てきますね。
今のところCa,Pはその後の解析結果からも生命予後の観点から基準範囲は変わってないよ
うです。PTHは広くなるようですが(案では)。
ならば、2.5mEq/L使用時に生体がきついと思われた患者さんの、各基準値が前値で達成で
きていたのなら、特に基準値上限の方は透析後との乖離が大きいでしょうから、それこそ
慣らし運転で、徐々に基準値下限の方向で、拡散除去量を減らすようにすれば、きつい患
者さんももっと少なくなったのでは。スミマセン。治療介入かも。
血圧低下、筋痙攣はないほうが良いのは分かりますが、Caの負荷が透析患者さんの心血管
系への合併症の可能性も言われ、作らないこともこれからのテーマと考えます。透析液の
影響も処方薬剤以外に案外大きな因子かも。3.0は2.5mEq/Lに比べCa負荷が大きいという
ことは、処方薬に制限が出てくると思います。
再度、治療介入ではございません。のいさんの意見に興味を持ちましたので、一人の意見
として参加させていただきました。
基本は個々に生体内Ca分布は違うので処方透析液かと。透析条件も透析医の考えが違うの
で、一律に縛れないということも確か。
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