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【28458】カーボスター kasago 12/2/4(土) 9:18 [未読]

【28480】Re(7):カーボスター だーちゃん 12/2/5(日) 23:00 [未読]
【28483】Re(8):カーボスター さっちゃん 12/2/6(月) 0:52 [未読]
【28484】複雑すぎケース kusakari 12/2/6(月) 8:56 [未読]

【28480】Re(7):カーボスター
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 だーちゃん  - 12/2/5(日) 23:00 -

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   ▼さっちゃんさん:

>透析液からCa入る・・負荷されてるから と解釈していました。
>テタニーは非透析日での事であり 

テタニーが酷かったのは非透析日のことでしたか。血中イオン化Ca7.5が前値ならカーボ
スターのイオン化Caが、酢酸含有の3.0mEq/Lより低くても、透析中は負荷されるのに、ど
うしてかなぁ?と思っていたのですが、透析接続約1時間程でテタニーは楽になったとの
こと。納得です。明らかに非透析日のテタニーは低Ca血症、それもイオン化Caの比率が低
いことからではないでしょうか。

この要因は、のいさんが書き込まれてますが、透析後のアルカローシスの持続により、蛋
白結合Ca比率が高いためでは(血液ガスデータを診てませんので、のいさんと同様、推測)。

ちなみにCa7.5は総Ca値。山羊さんも述べられているように、アルカリに傾くとカルシウ
ムイオンは蛋白に結合する割合が多くなります。このCaを1.蛋白結合型Caとしましょう。
もう一つ2.複合型Caが通常1割前後血中に存在します。リン酸やクエン酸と複合体結合し
たCaです。そして3.イオン化Ca。これらをすべて(1.、2.、3.)カウントしたのが総Ca
ですね。透析治療で酸塩基平衡が変わる(アシドーシスからアルカローシスへ)、これ
によって1.の割合が増えます。透析液の種類によっては2.も変わる。この両者の影響で、
3.の割合が変わる。生体反応(さっちゃんさんの場合テタニー)を起こすのは、3.です
から(これも推測ですが)、総Ca値だけでなくイオン化Caの動きを診るのも大事です。

【28483】Re(8):カーボスター
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 さっちゃん  - 12/2/6(月) 0:52 -

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   だー先生 詳細にわたる 解説をありがとうございました。

朧気な知識の イオン化Caでしたので
理解できるまで 先生の文面を 何度も何度も読み返し
>総Ca値だけでなくイオン化Caの動きを診るのも大事です。
その意味が やっと解りました。

頻回に渡り 取った血液ガスデータを基に
院長先生が ご説明下さるのも 納得しました(遅)

透析による骨の問題にプラス 女性の場合 閉経後に伴う
ホルモンの関係で 骨にも影響が有ると 言われていますね。

「難しい事は わからないしぃ」では無くて 
有る程度の メカニズムを知ることも 予防に繋がると
今回 改めて思いました。

お返事下さいました先生方 ご教示 ありがとうございました。

【28484】複雑すぎケース
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 kusakari  - 12/2/6(月) 8:56 -

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   ▼さっちゃんさん:

色々背景は複雑なので,

○○を使ったら××になったとか, そういう事はなかなか言えないですね.

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