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▼kasagoさん:
>へパリンも血小板が小さくなる副作用が有ると書いてありました
ヘパリンで血小板が減る副作用というのは、ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)のことです。
透析導入初期の方が多く、自己抗体を作りますので、一時的せよヘパリン中止が必要となる病態です。
日頃使っているから起きるというタイプの病気ではありません。
>ぎりぎりのラインまで使用を下げたいですね・・・
ヘパリンのその他の副作用を考えてのことと思いますが、それなら「精製されたヘパリン」とでもいうべき、
低分子ヘパリンのご使用をお勧めします。ただし、価格が高いので、在宅透析では難しいかもしれません。
よく勉強されておられるので、いろいろな情報が入りすぎて、かえって大変になっている印象を受けます。
一番大切なことは、回数と時間を大切にして、きれいな透析液使用下で、しっかり(たっぷり)透析をすることです。
効率については血流量と透析液流量を可能な範囲で多く、ダイアライザーも身体に合う範囲で大きめのものを使う。
基礎体重を適切に設定した上で(低すぎはダメ)、減塩を徹底して、体液量過多を避ける。
しっかり食べる(一度に同じものを大量に食べるのはダメ)。
譲れないのは以上のことであり、あとは次善の手段やものを選択せざるをえないことが、現実には多いです。
貴殿はかなりよい条件の透析を受けていますので、基本を大切に、リラックスしてお過ごし下さい。
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