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▼kusakariさん:
>飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は健康な人の約4倍と高く、歯周病の治療で肝機能が大幅に改善することを22日までに、横浜市立大や大阪大などの研究チームが突き止めた。
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> 研究チームによると、歯周病と心臓病や脳卒中との関連は指摘されているが、肝炎では初めて。チーム長の中島淳・横浜市立大教授(消化器内科)は「脂肪肝の人は肝炎に進行させないように、口腔(こうくう)内の衛生を保つことが大切だ」と話している。
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>http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E19B8DE0E0E2E0E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000
歯周病菌が動脈効果のリスクファクターであると言うのは、通院している歯医者さんから良くきかされましたが、肝臓への影響があると言うのは知りませんでした。
ところで、歯周病菌による動脈硬化の原因の一つに、HDLコレステロール遺伝子が関与しているようですね。
以下そのコピペです。
>山崎教授は「歯周病の予防・治療が、動脈硬化症対策にも結びつく」としている。
(2011年5月20日 読売新聞)
歯周病菌が動脈硬化を悪化させることの因果関係について、
新潟大歯学部の山崎和久教授(歯周病学)の研究グループが、遺伝子レベルでの証明に成功した。
19日(日本時間20日)の米科学誌プロスワン電子版に発表する。
山崎教授らは実験用マウスに週2回、歯周病菌を投与。一定期間経過後に肝臓や血管の組織を調べたところ、動脈硬化のリスクを減らす善玉コレステロールを生み出す遺伝子の発現量が低下していたことが判明した。
また、動脈硬化を起こしているマウスへ同様に菌の投与を約5カ月間行い、動脈の内側を調べたところ、菌を与えていないマウスでは病変の面積が6%だったのに対し、投与したものでは45%に拡大したという。
山崎教授は「歯周病が動脈硬化を悪化させることはこれまでも統計調査などで明らかになっているが、遺伝子レベルで証明したのは世界初。歯周病の予防や治療で動脈硬化の発症が抑えられ、医療費の抑制にも結びつく」と話した。【畠山哲郎】
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