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▼kusakariさん:
>逆に,無駄な?PTAよりも,再建を優先するスタンスと受け取りました.
「無駄なPTA?」という境界線的な考え方はどのように前波先生は言っていましたか?よろしければ教えて頂けるとありがたいです。
と言うのも、私が勤めるクリニックは積極的にPTAを行っている方だと思います。
それと合わせて、ボタンホール穿刺の患者さんも多いので、「穿刺」という人為的な血管の狭窄を作りにくくしているのかもしれませんが、シャント再建の件数は昔に比べかなり少ないとう印象です。
動脈硬化の強い患者さんもいますし、PTAをして3か月にシャントエコーで再狭窄→PTAを繰り返している患者さんも現実います。
脱血不良や明らかな静脈圧の上昇やそれに伴う再循環や止血困難などに対しPTAを行うことは、シャント血管の保持としては有効だと思っています。
しかし、脱血も良好で普段穿刺しているラインの静脈圧にも問題ないのに、シャントエコー上、狭窄部位(透析を行う上ですぐに影響はない)があるのでPTAを行うケースなどはどこまでが必要なのか考えさせられる時もあります。
シャントは血液透析を受ける患者さんにとって命綱です。それをできるだけ長持ちさせて使うことがスタッフの役割だと思いますし、シャント再建は最終手段として考えることも大事だと思っています。
なので、「無駄なPTA?」というところにかなり興味があります。
長々とすみません。
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