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▼ひつじさん:
>そこで、石灰化の原因は?と問いましたが、その答えが、流体力学的、乱流であると言われて、少々、はぐらかされた感じを受けましたので、
激しい乱流のあるシャントなら,仮に透析の必要性がなくなっても年月とともに石灰化は起こります.
腎不全ではない患者さんでも大動脈の石灰化がおきている方なんか沢山居ます.
そういう自然の流れと言うのもあるので, シャントの石灰化=カーボスターと 印象を与えるような発言は危険ですね.
逆にそれ以外の透析液が石灰化促進に対して安全か? 現在有る程度のシェアの物でも危険なものもあると認識しています.
>最後に、以前から先生にお願いしたこともございますが、先生の高効率透析やカーボスターの治療も含め、もっとより多くの医師の間で議論されて、有効な知見となるよう、論文や学会発表などで、さらにご活躍されること願っております。
透析治療のENDポイントは患者の生存率とQOLです.
生存率に関し,
当院に転院後の10年生存率は昨春までの時点で80%です.導入後直ぐの人から25年長の透析歴を有する人たちなど多岐に渡りますから,因子の調査など調べようが無いのです.
あるベテランのDrはそれは『先生の熱意』だよと締めくくられました.
少なくとも導入直後の患者を数十名,10年以上追跡しなければまともな論文は出来ないでしょうね.
しかも,既に有用な論文やオピニオンは山ほど出ている(筈)なのに,未だに4時間,血流200程度が主流なのは何故でしょう?
良い治療をしようと思う方々にとっては,論文もネットの掲示板も参考にされるでしょうが,
そうでない方には豚に真珠ですよね.
小クリニックの成績なんてエビデンスのネタにすらなれないんですよ.
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