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【31560】岐阜県の臨床工学技士会総会に詣でます kusakari 13/3/25(月) 22:07 [未読]

【31606】Re(5):ちょっと言い過ぎでは? kusakari 13/3/30(土) 3:33 [未読]
【31615】Re(6):ちょっと言い過ぎでは? 13/3/30(土) 13:06 [未読]
【31625】Re(7):ちょっと言い過ぎでは? kusakari 13/3/31(日) 5:52 [未読]
【31626】人間の能力の凄さ kusakari 13/3/31(日) 6:06 [未読]

【31606】Re(5):ちょっと言い過ぎでは?
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 kusakari  - 13/3/30(土) 3:33 -

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   ▼maedaさん:
>自分が良いと思う治療があるのであれば、いらぬ批判などせずに ご自身で黙々と継続することです。道が正しければ、いつか理解されるでしょう。

日本で維持透析が開始されて、40年余り。

それで、今の状況ですよ。後何十年待ったら良いのでしょう?
その間に、何十万人の患者は苦しみ続けることになるんですよ。

それも仕方がないと?

>良い透析か否かは本来、医療側ではなく患者が決めることです。

個々の患者の評価や健康度、生命予後を集合して判断する責務が医師、医療従事者には有るんじゃないですか?
そのために医学会等という組織があるんでしょ?

【31615】Re(6):ちょっと言い過ぎでは?
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   - 13/3/30(土) 13:06 -

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   ▼kusakariさん:

>日本で維持透析が開始されて、40年余り。
>それで、今の状況ですよ。後何十年待ったら良いのでしょう?
>その間に、何十万人の患者は苦しみ続けることになるんですよ。

私は透析医療に携わって22年しか経ちませんのでまだまだひよっこです。
でも22年前には、透析医療のメッカであった当地ではすでに、「しっかり透析」に注力されているJクリニックやD病院がありました。
でも当時は(私も含めて)、「危険な透析」「変わった透析」をしている先生(施設)という周囲の評価だったのです。

kusakari先生は「しっかり透析」を実践されるようになってからどのくらいでしょうか?
過去から諸先輩方が地道に牽引されてきてやっと現状まできたわけで、ずっと放置されてきたわけではないと思います。
過去から黙々と「しっかり透析」をされてきた方たちの実績が、現状に導いてくれたのではないでしょうか。

>個々の患者の評価や健康度、生命予後を集合して判断する責務が医師、医療従事者には有るんじゃないですか?
>そのために医学会等という組織があるんでしょ?
もちろん医学会などの組織に頼らずとも、患者さんには適切な情報と可能な限りの治療を提供する義務が、私たちにはあると考えています。

案外、患者さんたちは最高の医療や最高の透析を望まず、ご自身の希望に沿った医療や透析を受けられるほうが、幸せに感じられQOLが上がることも事実あるように思います。
これはコメディカルである私の視座だからこそ感じることで、講義をする際にはよく触れています。

maeda先生のお考えにはとても共感しましたので、つい横レスしてすみませんでした。

【31625】Re(7):ちょっと言い過ぎでは?
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 kusakari  - 13/3/31(日) 5:52 -

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   ▼桜さん:

>でも22年前には、透析医療のメッカであった当地ではすでに、「しっかり透析」に注力されているJクリニックやD病院がありました。

メッカとは、名古屋エリアでしょうか?  それとも新潟?

>でも当時は(私も含めて)、「危険な透析」「変わった透析」をしている先生(施設)という周囲の評価だったのです。

小生も『血流馬鹿』とか言われて散々批判されました。
でも、例えば名古屋の城北CLでは、もっと前から高血流だったのは後で知りました。それも、違う病院のDrの発表を機会に調べてやっと判った次第で。エリア外の人は殆ど知らなかったんじゃないだろうか。


>kusakari先生は「しっかり透析」を実践されるようになってからどのくらいでしょうか?

開業後ですから、10年に満たないでしょうね。

もっと透析量を上げたほうが良いのではないかと悶々としていた時に『透析患者時々医者(正確じゃないかも)』というブログに出会いまして。弾みを得たという感じですね。


>過去から諸先輩方が地道に牽引されてきてやっと現状まできたわけで、ずっと放置されてきたわけではないと思います。

地道にやってきた所をその後色々知ることができましたが、全体の流れの中でその方々のご苦労は日本全体に浸透してはいないというのも事実でしょう?

>過去から黙々と「しっかり透析」をされてきた方たちの実績が、現状に導いてくれたのではないでしょうか。

導いてくれたと言う意味では長時間透析を推進されている金田先生と直接お会いして薫陶を受けた事が大きいでしょう。

それまでは血流を上げることが主体でしたから。でも、時間因子の大きさに気付かせてもらいました。
そして、回数を増やすと言う発想の転換をもたらしてくれたのは仙台の鈴木一之先生のおかげ。


残念ながらそれ以外の御施設の話は後から知った事でした。
maeda殿の事を知ったのも、この2年くらいの関係しかありません。

【31626】人間の能力の凄さ
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 kusakari  - 13/3/31(日) 6:06 -

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   ▼桜さん:
>案外、患者さんたちは最高の医療や最高の透析を望まず、ご自身の希望に沿った医療や透析を受けられるほうが、幸せに感じられQOLが上がることも事実あるように思います。

大多数の方が4時間程度で、血流200程度の透析で、それでも何十年も生きて、それなりに生活もできている方が多いのも事実です。
精神的にも落ち着いている人も居るでしょうけど、それはその人たちが現状との摺合せが上手なだけです。でも、そんな人はそんなに多くは有りませんよ。

ナチスが行ったユダヤ人の隔離収容、あの悲惨な状況の中でも幸福を感じることができた人はいたそうです。人間の能力の凄さを垣間見ることができる出来事です。


我々は、日本の平均的な透析量では防ぐ事ができない身体障害をもたらすと言うケースが多いのも良く知っているわけです。
痛みに耐えながら亡くなっていった方々も沢山いたでしょう。

患者が幸せを感じているんならプアな透析でも良いじゃないかというのは、医療者側が発するとすれば、完全な間違いで有ると断言します。

追伸、
CEもナースも『メディカルスタッフ』と認識していますし、当然そうでしょ。コメディカルなどと言うへんてこりんな和製英語?は 間違いです。

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