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▼kusakariさん:
>日本で維持透析が開始されて、40年余り。
>それで、今の状況ですよ。後何十年待ったら良いのでしょう?
>その間に、何十万人の患者は苦しみ続けることになるんですよ。
私は透析医療に携わって22年しか経ちませんのでまだまだひよっこです。
でも22年前には、透析医療のメッカであった当地ではすでに、「しっかり透析」に注力されているJクリニックやD病院がありました。
でも当時は(私も含めて)、「危険な透析」「変わった透析」をしている先生(施設)という周囲の評価だったのです。
kusakari先生は「しっかり透析」を実践されるようになってからどのくらいでしょうか?
過去から諸先輩方が地道に牽引されてきてやっと現状まできたわけで、ずっと放置されてきたわけではないと思います。
過去から黙々と「しっかり透析」をされてきた方たちの実績が、現状に導いてくれたのではないでしょうか。
>個々の患者の評価や健康度、生命予後を集合して判断する責務が医師、医療従事者には有るんじゃないですか?
>そのために医学会等という組織があるんでしょ?
もちろん医学会などの組織に頼らずとも、患者さんには適切な情報と可能な限りの治療を提供する義務が、私たちにはあると考えています。
案外、患者さんたちは最高の医療や最高の透析を望まず、ご自身の希望に沿った医療や透析を受けられるほうが、幸せに感じられQOLが上がることも事実あるように思います。
これはコメディカルである私の視座だからこそ感じることで、講義をする際にはよく触れています。
maeda先生のお考えにはとても共感しましたので、つい横レスしてすみませんでした。
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