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問題の先送り、経過観察ってところでしょうか?
田熊先生のご指摘通りで実際に拘束される時間が長い分、労働面で不利になるのは間違いない透析の問題点であり、この点は今のところ改善されていない。しかもより若い方ほど長い時間の透析が必要になる部分もありますので、この点は十分考慮しなければいけないと思います。あえて言うならば、実際に、仕事に就いて年金を必要としないぐらいの給与所得があるような方が多くおられれば別ですけれども、そうでない限りは、ここでこの等級を変えるのはなかなか難しいのではないかという気がいたします。
(成田構成員)
私も皆様と同意見であります。
確かに、在宅酸素療法をやっている方が軽微な労働が可能な方は3級ということで、恐らくそれに比べると透析患者は恵まれているのではないかというご意見だと思うんですが、やはり拘束時間等々を考えますと、やはり現状のままでいいのではないかと思っております。
(相川座長)
現状のまま変えずに2級の認定でよろしいのではないかというご意見が多いと思いますが、北島構成員から何か。
(北島構成員)
新たな問題が起こったときは、その疾患に関してまた検討すればいいのであって、現状ではこれでいくのが一番いいのではないでしょうか。
それから、クレアチニンの値と筋肉量の話が出ましたけれども、以前と比べて、やはり高齢者の透析が非常にふえておりますので、その辺のところ、透析導入基準も一緒にもう一回見直しをして、これは年金の認定の話ですから、そういう話はよく理解できますけれども、ちょっとクリアにできないものか、この次の集まりのときにお知恵を拝借できればと思っております。
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(北島構成員)
透析をやっている患者が移植を受けるということですから、移植を受ける段階において既に2級15号になっているわけです。ですから、成功すればそれを2年間継続するというのが現在、行われている方法です。
(和田事業管理課給付事業室長補佐)
「少なくとも1年間」という形で書いておりますので、まずは1年は継続といったことでご理解いただければと思います。
全国腎臓病協議会からの意見要旨 を見ても、当分は変わりそうに無いのですが、、、、
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