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学会のガイドラインの中の一文です
) 血液流量と透析液流量
尿素のような小分子物質の除去効率を高めるために
は,透析時間の延長だけではなく,血流量(QB)や透
析液流量(QD)を多くすることも有効と考えられ
る52,53).しかし,これまでにQBと生命予後の関係をみ
た報告は少ない.日本透析医学会統計調査結果の解
析23,54)では,200 以上220 mL/分未満のQBを基準とし
た場合,250〜300 mL/分程度まで,より多いQBで死
亡リスクが低下する可能性が示唆されている.本邦の
透析現場では,QB増加によって循環器系の負荷が増加
する懸念があるが,QB 400〜500 mL/分程度では,ア
クセスの血流量の増加,心機能や血圧の急性の変化は
認められていない55〜60).実際,400〜450 mL/分以上の
QBを用いるhigh efficiency dialysis でも死亡リスクの
増加は認めておらず57,61),またより多いQBで透析を
行ったHEMO 研究の高透析量群でも,心臓関連死は
増加していない20,62).一方,QDと生命予後の関係をみ
た報告,特に意図的にQDを増減させて予後を比較し
た研究はない.しかし,患者の限られた治療時間を有
効に活用しつつ,近年の高機能ダイアライザの性能を
充分に引き出すために,効果的なQBとQDの比率が1:
2 程度であること53,63,64)も考慮して,適切なQBとQDの
設定が望まれる52,53,64〜68).
つまりQBが250ml/minの場合ならQD500がよいということになりますがQB300以上ならQD600以上でも構わないかと、またオンラインHDFの場合ここから回路内に回す透析液もあるので実際はもう少しQDは下がると思います
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