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▼kusakariさん:
>▼太田修市さん:
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>腎機能が低下すれば ネフローゼも そうでなくても 溢水になり 前負荷がふえますね。
糖尿病等は血管障害。それを考えると
血圧が高くて腎血流量が低下→RAA系が発動することって、何かありませんか?
先生の説明より抜粋
単純に説明すると。
体は、脳と心臓の血流を保つ事を最優先するように循環を調整します。
逆に、皮膚、筋肉、は血流遮断の優先順位が早いでしょう。
実は腎臓も、循環動態が悪くなると血流遮断が早い臓器です。
これは、腎性貧血というものの作用で、これでも腎血流量が低下しますね。
→RAA系が発動します。
ネフローゼ症候群により、有効循環血漿量低下をきたし、水再吸収が亢進することにより低Na血症をきたすことがある。
血液中のアルブミン減少→間質に水が移動(浮腫が起こる)=血液中の水分が減少→レニンーアンギオテンシン系亢進→アルドステロンによりNa再吸収、K排出→低Na血症ではなくて、高NA血症だと思いましたが。
高ナトリウム血症引き起こす機序として
1. 口渇による飲水行動の障害
2. ADH作用低下
の両方がなければ、すぐさま細胞外液に自由水が入って来てしまうからです。
RAA系が賦活しNaの再吸収が亢進したとしても、その他の身体機能が正常であれば、飲水行動かADH作用によって自由水を得て、血液は希釈されてしまうので、結局等張液の増加に留まってしまいます。
従って高ナトリウム血症を来すのは、ほとんど高齢者で、しかも感染などを基礎疾患としている場合か、尿崩症や利尿薬、高カロリー輸液などの特殊な場合に限られてしまうのだそうです。
ということですが、低蛋白血症→RAA系は発動し、RAA系から循環血液量↑→前負荷↑の作用もあるという事のようですね。
そして、RAA系により、Naの再吸収が起こると水を引き付けるために、血管内水分量↑→膠質浸透圧低下→間質へ水分移動→浮腫の増大となるようです。
先生も色々とヒントを出してくださっていたようですが、理解できていませんでした。
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