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【34089】無酢酸透析液 カーボター 草刈万寿夫 15/11/13(金) 22:43 [未読]
【34090】Re:無酢酸透析液 カーボター 草刈万寿夫 15/11/13(金) 22:46 [未読]
【34092】Re:無酢酸透析液 カーボター ヌーボー23 15/11/14(土) 7:50 [未読]
【34095】血液ガス検査 草刈万寿夫 15/11/15(日) 17:36 [未読]
【34097】Re:血液ガス検査 ヌーボー23 15/11/16(月) 8:19 [未読]
【34107】身体の許容力 草刈万寿夫 15/11/17(火) 17:25 [未読]
【34108】ペーハーか、重炭酸イオン濃度か・・・ 草刈万寿夫 15/11/17(火) 17:31 [未読]
【34096】Re:無酢酸透析液 カーボター 草刈万寿夫 15/11/15(日) 17:40 [未読]
【34120】Re:無酢酸透析液 カーボター ヌーボー23 15/11/22(日) 7:25 [未読]
【34121】Re:無酢酸透析液 カーボター 草刈万寿夫 15/11/22(日) 16:21 [未読]

【34089】無酢酸透析液 カーボター
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 草刈万寿夫  - 15/11/13(金) 22:43 -

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   先日、透析液のカルシウム濃度の問題では有名な医師(大学教授)と話をさせてもらえる機会がありました。

彼曰く、

カーボスがーが駄目だなんて言っていない。

ただ、カーボスターを使うには、いろいろと考えないといけない・・・
PTHが変動するとか、そういうことに対応できないといけない・・・

つまり、透析のプロでなければ使えない透析液だと・・・

笑った。世の中にはそんなに多くの似非プロが透析患者を診ているのか・・・

ビタミンDの使い方を知らない医師も多いんだよとも仰せでした・・・


小生の考えは違う。

カーボスターは透析の素人に近い医師にこそ選択してもらいたい。

透析中に血圧が低下する事が減るからね。

逆説的ですが、

高効率透析を行う為にも、カーボスターがお勧めです。


酢酸を含有していないといのは、大きなメリットですね。

某教授とお話ができて、すっきりしました。

【34090】Re:無酢酸透析液 カーボター
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 草刈万寿夫  - 15/11/13(金) 22:46 -

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   この、教授。

骨関連でも有名なお方なのだが、


10年数年前に始めて会ったときに(カーボスターが出る前)、透析液のカルシウム濃度は2.75とか、2.8がよろしいのではありませんかと申し上げたら、

そのとおりと仰せでした。  

との時の小生の事、覚えているかしら?

【34092】Re:無酢酸透析液 カーボター
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 ヌーボー23  - 15/11/14(土) 7:50 -

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   ▼草刈万寿夫さん:

血ガスの検査は行わないで 正規の濃度調整での カーボスターは
いまのところ 高効率の透析で 使うことを 私は 選択しません。

【34095】血液ガス検査
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 草刈万寿夫  - 15/11/15(日) 17:36 -

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   ▼ヌーボー23さん:


>血ガスの検査は行わないで 正規の濃度調整での カーボスターは
>いまのところ 高効率の透析で 使うことを 私は 選択しません。


血液ガス検査は維持透析患者の定期検査が99%包括化されてから、検査がされなくなったケースが多いですね。

確かに、昔は血液ガスの検査機器も高価で、メンテナンスも難しかったですが、昨今は100万円台で有りますし、機器の管理もほとんどハンズフリーです。

慢性腎不全の障害認定用の書式にも検査データにペーハー、もしくは重炭酸イオン(HCO3-)濃度の記載を求めていますし、障害年金の書類も同様。

普通に生活して、普通に透析ができていても患者の重炭酸イオン濃度が変な変動をすることもあります。主に偏った食生活が原因の事が多いですが、肝臓の機能障害が隠れていることもあります。

なぜ、維持透析患者で血液ガスの検査をしないのでしょうね?

20年位前に出された透析医会の維持透析患者における定期検査の指標にも入っていますが・・・(一部の項目は現状に合わないのも事実ですが)。

【34096】Re:無酢酸透析液 カーボター
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 草刈万寿夫  - 15/11/15(日) 17:40 -

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   ▼ヌーボー23さん:

>血ガスの検査は行わないで 正規の濃度調整での カーボスターは
>いまのところ 高効率の透析で 使うことを 私は 選択しません。

はい、カーボスターの重炭酸濃度35メックは高効率透析(定義が難しいですが)では高すぎますね。

ただ、透析効率を上げて、たくさん食べて、たくさん動くようになると必然的に酸血症気味になりますので、そんなに心配しなくても良いです。

ただ、食事量が少なくて、活動性の低い、小さな体の方では、透析後のアルカリ血症の懸念はあります。

【34097】Re:血液ガス検査
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 ヌーボー23  - 15/11/16(月) 8:19 -

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   ▼草刈万寿夫さん:

日本の平均的な透析に合わせて 透析液の濃度が 設定されているので
平均的な透析を行っている限り 測定の必要性は 少ないと考えているのでは

DW70 若い人 3.5時間 QB250〜300

PHは 低めだろうと思いますが 10年以上元気です。

DW60 6時間 QB300の患者も 同じ透析液です。
よく食べるので 問題ないのか

人間の体は 思っている以上に 許容力は あるのかと思います。

【34107】身体の許容力
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 草刈万寿夫  - 15/11/17(火) 17:25 -

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   ▼ヌーボー23さん:


>日本の平均的な透析に合わせて 透析液の濃度が 設定されているので
>平均的な透析を行っている限り 測定の必要性は 少ないと考えているのでは

そうでしょうね。


>
>DW70 若い人 3.5時間 QB250〜300
>
>PHは 低めだろうと思いますが 10年以上元気です。
>
>DW60 6時間 QB300の患者も 同じ透析液です。
>よく食べるので 問題ないのか

検査をすると問題が露見するので、医師としては対応しないといけないという強迫観念に晒されるので・・・検査をしないほうが楽です。

>人間の体は 思っている以上に 許容力は あるのかと思います。

血液透析という不完全な治療で何十年も生きる人がたくさん居るわけですが、それは、腎機能を失った代替にいろんな器官がそれなりに対応しているのだろうと思います。

このあたりを調べたいのですが、研究している人も見つけられません。

【34108】ペーハーか、重炭酸イオン濃度か...
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 草刈万寿夫  - 15/11/17(火) 17:31 -

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   ▼ヌーボー23さん:


>>PHは 低めだろうと思いますが 10年以上元気です。


腎不全、維持透析の患者では重炭酸イオン濃度が低下します。

そのままでは動脈血液のペーハーが低下します。

腎機能以外が全うな生体では それに代償するために、呼吸数を増やして体内の二酸化炭素をより多く排出します。

それによって、動脈中の炭酸ガス濃度は下がります。

つまり、ペーハーはそんなに低くなることは無いのですが、重炭酸イオン濃度は改善されません。

【34120】Re:無酢酸透析液 カーボター
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 ヌーボー23  - 15/11/22(日) 7:25 -

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   ▼草刈万寿夫さん:

>ただ、透析効率を上げて、たくさん食べて、たくさん動くようになると必然的に酸血症気味になりますので、そんなに心配しなくても良いです。
>
>ただ、食事量が少なくて、活動性の低い、小さな体の方では、透析後のアルカリ血症の懸念はあります

アルカリ血症である場合は 透析量に食事量が 追いついていない という一つの目安には なるでしょうか

食事量を増やすことができなければ 透析量を減らすことになるのでしょうか。

【34121】Re:無酢酸透析液 カーボター
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 草刈万寿夫  - 15/11/22(日) 16:21 -

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   ▼ヌーボー23さん:

>アルカリ血症である場合は 透析量に食事量が 追いついていない という一つの目安には なるでしょうか

ですね。

ただ、透析液によって、重炭酸イオン濃度は様々なので・・・

そして、たぶん、多くのHD患者が透析後に過剰にアルカリ化になる様な透析は受けていないとは想像できます。

>食事量を増やすことができなければ 透析量を減らすことになるのでしょうか。

低蛋白血症が並存していればアミノ酸製剤の投与も必要でしょうか。
アミノ酸製剤自体は若干酸性ではありますが・・・

本当に過剰にアルカリ化がおきているのであれば透析を減らさざるを得ないかもしれませんが、

食べることができる人であればたんぱく質の摂取量が多くなるようにあれやこれや対応すれば良いと思います。

食べられない患者ではどうするか・・・難しいですね。

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