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車椅子常用で透析導入。
最近まで自車で通院しておりましたが、透析合併症のアミロイド症による、手根管、バネ指、肩関節の数回のオペ、加えてASOなどが重なり自力通院が困難になり、無料送迎を利用し通院しております。ありがたい事です。これ無くして日々の透析治療は成り立ちません。
★介護タクシーについて書いてみます。
周知、介護保険で40歳〜64歳までは「みなし」扱いで利用には制限(16疾病は除く)があります。65歳からは要支援・要介護により利用の範囲が決まります。
問題は、65歳未満で自力通院が困難になった時、無料送迎の無いクリニックには通院が出来なくなり、無料送迎のあるクリニックに転院せざるを得なくなります。勿論、透析条件などは二の次ですが、現クリニックは幸いにも6時間、on-line hdfが可能です。難を言えば、先の投稿で書いた問題が残りますが仕方が無いと流しております。
他に方法が無い訳ではありません。各自治体により制度の有無はあるようですが、透析患者で障害者手帳1級を持っていれば、リフト付きタクシーチケットの交付があります。大阪市では年間96枚を3回に分けて交付され、1カ月に使用する枚数は8枚と制限があります。かつ、1回乗車毎に1枚しか使用出来ない制限もあります。具体例として中型(ノア・ボクシークラス)で1枚が2千円に換算され、2千円を超える部分には手帳の提示で4百円の割引があり、これで片道30分程度の利用が可能です。距離・時間が短い場合もこの金額は必要であり、返金はありません。
軽自動車・大型(ハイエースクラス)の同仕様車利用でもチケット1枚の単価が変わるだけで利用者の負担は同じです。
因みに私のチケットの使途は、定期的なグラフトの診察、合併症治療の通院などに使っておりますが、一カ所ではない為、十分ではありません。しかしながら贅沢は言えません自治体によっては制度の無い所もあるようです。
以上のように、65歳未満で車椅子常用者が公的な支援を利用し、かつ通院時間30分程度を例としても月に4回の透析治療しか出来ない事実があります。月平均12〜3回、多い時は14回の透析に通わなければ延命出来ない患者にとってクリニックによる送迎は是非ともお願いしたいと考えますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか? ご意見をお伺いしたいと思います。
別の話題とは違った角度からの問題提起ですが宜しくお願い致します。
※知っ得知識
車椅子常用者でなくとも透析患者で、かつ1級の手帳所持の要件を満たせばリフト付きタクシーチケットを使用出来る事も付け加えておきます。(二種同時交付は不可)歩行に難儀している方の朗報となれば幸いです。
制度の不可解な部分もあります。クレアチニンの値により、同じ透析患者でありながら制度の枠から取り残されている方がいるのも事実です。
入院中の為、返信が満足に出来ない旨、お許し頂きたいと思います。
また、先の投稿に対してレスを頂きながら、書き込みが出来て無い旨お詫び致します。
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