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【25700】尊厳生(そんげんい) kusakari 11/7/18(月) 11:42 [未読]
【25701】Re(1):尊厳生(そんげんい) akizy 11/7/18(月) 14:54 [未読]
【25710】Re(2):尊厳生(そんげんい) kusakari 11/7/18(月) 18:11 [未読]
【25715】Re(1):尊厳生(そんげんい) Taro 11/7/19(火) 1:40 [未読]
【25717】Re(2):尊厳生(そんげんい) kusakari 11/7/19(火) 8:25 [未読]
【25720】Re(1):尊厳生(そんげんい) TAMU 11/7/19(火) 12:56 [未読]
【25721】Re(2):尊厳生(そんげんい) kusakari 11/7/19(火) 16:13 [未読]

【25700】尊厳生(そんげんい)
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 kusakari  - 11/7/18(月) 11:42 -

引用なし
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   7月16日は、島根県透析医会・中外製薬KK共催の勉強会

第11回透析医療の明日を考える会 が催され

日本大学腎臓高血圧内分泌内科 准教授の 岡田 一義 博士のご講演でした。

タイトルは

終末期における透析中止について


非常に感慨深いお話でした。

小生が下手にまとめるよりも

じんぞう病治療研究会  http://www.ckdjapan.com/

をご覧ください。

長文ですが、 事前指定書 のくだりを引用いたします。

尊厳生(そんげんい)
2001年、岡田一義は、終末期医療の中でも自分が考える人間としての尊厳を保ちつつ、自分らしく最期の時を生きる「尊厳生」という新しい概念を提唱しました。尊厳死と「尊厳生」の具体的な違いは、1.尊厳死は死の迎え方の選択ですが、「尊厳生」は最期の生き方の選択です。2.尊厳死は延命治療のすべてを自己決定できますが、「尊厳生」は水分補給を原則とし、延命治療の自己決定を行います。3.尊厳死は法的に認められていませんが、「尊厳生」の後にある死は法的に認められている自然死です。医師および看護師にアンケート調査を実施しましたところ、「尊厳生」はほとんどの初めて聞いた言葉であるにもかかわらず、「尊厳生」のほうを支持する医師および看護師を多く認めました。この結果は、終末期医療・ケアは「尊厳生」という立場で行うことが重要であることを意味しています。憲法で、すべての国民は個人として生きる権利を認められており、終末期にも自分が考える尊厳ある生き方を貫くということから始め、国民が事前指定書を尊厳維持のために必要であると認識できるようにすることが質の高い在宅医療および終末期医療を確立するために重要なステップです。

岡田一義は、2003年3月に「尊厳生」のための事前指定書の原案を作成し、中澤明子(せんねん村施設長)、犬飼直人(白楊会病院事務長)、押川真喜子(聖路加国際病院看護ステーション所長)とともに事前指定書(案)の内容を9回改訂し、2004年2月24日に現在の事前指定書が出来ました。「尊厳生」のための事前指定書に記載されたように延命治療を中止し、患者さんが死亡した場合、「延命治療中止」と死に因果関係が証明されると状況によって実行者は殺人罪に問われますが、日本においても質の高い在宅医療および終末期医療を「尊厳生」のための事前指定書によって普及させたいと思います。「尊厳生」のための事前指定書は、個々の延命治療について「希望する」、「希望しない」だけの意思表示ではなく、「親族の判断に任せたい」、「今は決められない」の意思表示もある上、作成者の希望を書く欄もあり、作成者の意思が反映されると考えています。

じんぞう病治療研究会は、「尊厳生」のための事前指定書をホームページに掲載し、毎年1月1日をJapan Decision Dayとし、すべての国民が家族と自己決定についても話し合う日になることを願っています。この日には、「尊厳生」のための事前指定書を見直すだけではなく、家族(自分・配偶者・親・兄弟・子供など)、生き方、死生観、宗教、環境、テロ、戦争、教育、政治、経済などあらゆることについても話し合っていただけることを願っています。

【25701】Re(1):尊厳生(そんげんい)
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 akizy  - 11/7/18(月) 14:54 -

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   ▼kusakariさん:

本人の意識の無いままに心臓死するまで延命処置を施され、遺族の方はとても辛い思いをされたと言う事を良く聞かされます。そうなった場合、私は透析中止を選択します。

 この事前通告書が医療界で認められるよう願っております。

 保存しました。

【25710】Re(2):尊厳生(そんげんい)
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 kusakari  - 11/7/18(月) 18:11 -

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   ▼akizyさん:

> 本人の意識の無いままに心臓死するまで延命処置を施され、遺族の方はとても辛い思いをされたと言う事を良く聞かされます。

最後の一分までできる限りの事をしてくれと望まれる家族がいる事も事実(単なる現状からの逃避という場合も有るでしょうが・・・)

> この事前通告書が医療界で認められるよう願っております。
>
> 保存しました。

複数部署名され,医療機関と御家族にお渡しください.

【25715】Re(1):尊厳生(そんげんい)
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 Taro  - 11/7/19(火) 1:40 -

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   透析拒否=尊厳生 と言う考え方で良いのかなぁ
最後の瞬間くらいは、自由な生き方がしたい・・・

終末期の判断(考え方)で左右されそうですね。

正直、理解出来ない。

【25717】Re(2):尊厳生(そんげんい)
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 kusakari  - 11/7/19(火) 8:25 -

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   ▼Taroさん:

>透析拒否=尊厳生 と言う考え方で良いのかなぁ
>最後の瞬間くらいは、自由な生き方がしたい・・・
>
>終末期の判断(考え方)で左右されそうですね。
>
>正直、理解出来ない。

理解できない,なので,考えない,なので理解できない.悪循環.

>最後の瞬間くらいは、自由な生き方がしたい・・・

それができれば,ベストですよね.

【25720】Re(1):尊厳生(そんげんい)
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 TAMU  - 11/7/19(火) 12:56 -

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   ▼kusakariさん:

事前指定書を見てきました。
ああ、こういうのがあるのは良いな〜…と思いました。

先日の事故では単純な骨折で済みましたが、まあ、ああいうこともありますしね(苦笑)、
いつ、どんな状態になるか分かりませんから、
万が一の場合のことは、ときどき相方に言っています。
でも、いざというときに家族に本当の決断を任せるのは酷な場合が多いですよね。

いま、老いた親を見守る身としても、こういうものがあると良いなぁと思います。
親族が複数いれば、当然、意見も分かれるでしょうし。


何度かの入院で(ついこの前も)、意識不明のまま栄養補給を受け、
歯を磨かれ(口腔の消毒。毎回くるしそう;)、
肺炎になるたびに抗生剤を投与される方々を見てきました。
まあ、身内のときもそういう数年があったわけですが、
本人は本当はどうしてほしいのか、何度も何度も考えました。
その段階では、もう、本人には訊けないんですものね〜。


私たちの場合は、透析をどこまで継続して受けたいか、という一点だけが
腎不全でない人との違いですね。
 
透析を受けなくなったらどうなるのか…(苦しむのか?ということ)
自分のこととしては、それを知らないと書きにくいな、と思う項目がありました。

とりあえずダウンロードしたのをプリントして、いま書ける部分は書いておくつもりです。
まあ、数年後に考えが変わったら書き変えればいいか…という感じで。

【25721】Re(2):尊厳生(そんげんい)
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 kusakari  - 11/7/19(火) 16:13 -

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   ▼TAMUさん:
>透析を受けなくなったらどうなるのか…(苦しむのか?ということ)
>自分のこととしては、それを知らないと書きにくいな、と思う項目がありました。
>
>とりあえずダウンロードしたのをプリントして、いま書ける部分は書いておくつもりです。
>まあ、数年後に考えが変わったら書き変えればいいか…という感じで。

サイトにも書かれていましたが,
何回も何回も,考え直す事が大事なのですね.

透析医としては,苦しくない透析を提供する技術・知識が求められるでしょう.
それをせずして,安楽死だとか尊厳死だとか言う事は憚られるかな.

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