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▼kusakariさん:
>組織へ沈着しますね.
>Ca濃度が3mEq/Lの酢酸含有の従来の透析液.各社から出ていますね.ご存じでしょう?
>この透析液での透析では,確実に高カルシウム血症を引き起こしますし,石灰沈着も促進するでしょう(開業後一時期のみ使って,止めました).
そうです。組織の沈着が気になるのです。血管壁も含めて。確かに以前は、そして今もCa3.5mEq/Lはあります。透析液Caを補給しようとの考え方からですよね。3.0mEq/Lも確実に高Ca血症を引き起こされ、石灰沈着も促進するなら、カーボスターも3.0mEq/Lです。イオン化Caは2.7位。実際はもっと低く出ることもありますが、それはクエン酸Caになっているからで、イオン化Caが一見低くなると意見したまでです。その分、低くなるのではなく、透析膜通過可能なクエン酸Caは生体への負荷が起こると考えたら、結果的にはトータルCaとしての認識は3.0mEq/Lの液として考えられないかということです。また、そのように考えないと、透析液Caはどこえ行ったか説明がつかない。
確かに注意して観察して、良くなければ止めればよいのですが、石灰化を起こしてから、また起こる部位によっては、無視できないと思ったまでです。kusakariさんのように細やかな検査を実施される施設では、早いうちに対応が可能なのかも知れませんが。
その意味で、カーボスターは石灰化を助長しないと断定するにはもう少し慎重であっても良いのではと思ったまでです。決して煽るつもりでコメントしたつもりはございませんが、そのように思われたなら、この件は終わりにします。
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