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話を蒸し返すつもりはないので(笑
今回の件で、透析液を種々選択出来る施設は、準備する方は大変だろうけど、患者にとってはいちばん良いな感じました。あとは石灰化の場所、状態等の見極めも大切なんだなと感じています。
自分も、なんとなく胸痛があって受診したら、冠動脈に川崎病の特有の動脈瘤があったり、血管が膨らんでたりして、中も石灰化して、右側の枝は閉塞して、左は主幹部に動脈瘤があって、石灰化もすすんでましたので、びっくらこいたのが本音ですが。
たしかにそりゃ流れは乱流だわってぐらい膨らんで瘤瘤状態でした。
30年以上前の川崎病という病気が、冠動脈瘤を作るという事実をもっと自分で勉強していればと反省しています。当時はリンパ腺が腫れるとかイチゴ状の下になるとか、40度の熱で辛いけど、ジュースや食べ物食いまくってたら、結構体力もあって、とりあえず治ったぐらいでしたから・・・
冠動脈バイパス手術をうけましたので、あとはこのバイパス含めた血管の管理をより慎重にせねば・・・と思えば思うほど、PTXもしなきゃって思いもあります。
これまでは、シャント瘤や萎縮した腎臓の石灰化は気にしていましたけど、心臓の注意が少々足りなかったですね。
いや、本音は2年ぐらい前に心臓の造影CT(64列)も検査していたんですけど、だれもそんなことをいってくれなかったなぁ。判断できる一流の専門医をきちんと受診しないとダメですね。
さて、カーボスターについては、更なる議論は今後もなされるべきだと思いますが、とくに長時間透析や高効率透析との兼ね合いについては、慎重な対応を患者側としてはお願いしたいなと思ってます。もちろん、完全否定する理由もありません。ただ、前回のお話の段階では、酢酸が問題ないのであれば、それを選択するほどの理由はなかったかな?というのが自分の中の結論です。今は3.0mEqなので、2.75mEqにしてもらいたいなってのもありますが。いろんな透析液が選択出来る施設はうらやましいですね。
あとは石灰化の場所が、なんらかの特異的な瘤状血管部分なのか、全身の筋肉や骨などあちこちに石灰化が進行しているのかなどをきちんと区別、判断して頂くことも大切ですね。
さて、心臓と仕事が落ち着いたらPTXをしてビタミンD剤から解き放されることも必要ですかね。
PEITしちゃってるから、癒着が大変そうって不安もありますが。
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