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▼kusakariさん:
>▼希望さん:
>>現状、75歳以下の透析患者の負担額は3割負担です。
>>「特定疾病療養受療」が適用されて、収入にもよりますが1万円の負担となります。
>>この1万円の負担に対し、市町村の「重度心身障害者医療費の助成 」が
>>適応されて実質負担額が「0」。
>>この原則を変えるのは難しいのでは?
>
>ですね。
そんな原則はいつでも変わります。
特定疾病も収入に応じて2万円上限の方もおります。つまり、制度はとっくに崩れています。
今後も、この収入制限の額の引き下げなど起こりえることだと思います。
また重度心身障害者の医療費助成制度(マル障)は、それぞれの都道府県(政令指定都市は独自)で
行っている事業であり、都道府県で既に大きな違いがあります。
北海道は原則1割負担です。
さらに収入によっては、この医療費助成が適用されない患者もいます。
つまり、すべての医療費は3割負担(透析は特定疾病で2万円または1万円)の方もいます。
よって、透析の医療費として、年間12万、24万を支払っている患者が現実に沢山います。
もちろん、まだマル障の助成制度、ほぼ無料で維持されている地域もありますが、
特定疾病などの制度(収入上限額の引き下げ)などが進むと、見かけ上、個人の負担額は増えます。
実際には、それを各県や市町村が負担していますので、特定疾病の制度が悪化すると、県や市町村のマル障の負担額もふえます。
そうすると、この制度を見直さざるを得なくなるわけで、今後もマル障の改悪は続いていくものと思います。
それと高齢者の2割負担への変更により、当然、高齢障害者へのマル障による行政の支払いは膨らみますから、増えた分は、患者に負担させるようにメスがはいるでしょうね。
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