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が、CKDの進展を抑制する可能性が示唆されました。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=376453&lindID=5
以下、引用
東北大と慶大、ルビプロストンに慢性腎臓病の進行を抑える効果があることを発見
腸内環境改善による腎臓病治療法の開発
―便秘症の治療薬が腎臓病の治療薬になる可能性―
【研究概要】
東北大学大学院医学系研究科および医工学研究科病態液性制御学分野(宮城県仙台市)の阿部高明(あべたかあき)教授らは、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の福田真嗣(ふくだしんじ)特任准教授、曽我朋義(そがともよし)教授らの研究グループとともに、便秘症の治療薬として使用されるルビプロストンという薬剤に慢性腎臓病の進行を抑える効果があることを発見しました。
慢性腎臓病は腎臓の機能が進行的に低下していく病態ですが、現時点では進行を十分に抑制することが困難です。近年、腸内環境が腎臓病の病態に関与し、慢性腎臓病についても影響を与えていることが明らかになりつつあります。
阿部教授らは本研究において、便秘症治療薬であるルビプロストンが腎機能の悪化に伴って変化する腸内環境を改善させることにより、体内の尿毒素蓄積を軽減させ、その結果腎臓の障害進行を抑制する効果があることをマウスを用いた実験で明らかにしました。
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