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▼ヨウ北海道さん:
>横から、大変失礼いたします。
>しっかり透析を薦めている二人の大先生のお話から、急になぜカーボスターの話に切り替わるのが理解できないのですが。
「しっかり透析」のスレッドなのに、なぜ無酢酸クエン酸透析液につながるか?ということですね。
ちょっと無理がありますか? 私はまったくそうは思わないので以下、長くなります。
「しっかり透析」については私とkusakariさんとは ほぼ同じ考え(たぶん)であることは、すでに理解していただけるでしょう。
ただし その啓発方法については異論があるということも。
ここの掲示板を見ているほとんどのほかの患者方もおそらく、「しっかり透析」が望ましいと思われているのでしょう。
しかしその時に絶対に考えておかなければならないことがあります。
ダイアライザについても同様ですが、透析治療に必須である透析液のことを 十分理解しておかないとダメですよ。 ということです。
「しっかり透析」をすることで酸塩基平衡、カルシウム、イオン化カルシウムうんぬん、
透析液の影響が大きく関わってくるのではないかということは 皆さんに知っていただきたたいことで、
少なくとも担当医は把握しておかねばならないことです。
>カーボスターについては、厚生労働省が認可された透析液のことですよね。
>なぜ、そのような危険な透析液を厚生労働省が認可したのでしょうか?
>(レベルの低い質問ですみません。)
一般的に「国がお墨付きをつけたものは安全である。」と思う方が妥当でしょう。
ですから あなたがそのように疑問に思われることはごく自然なことです。
当施設も2年半使用しました。過去には かなり好意的な報告もしてきたのです。
「寝返ったな。。。」と表現されることもあります。
使用してきた、肯定してきた人間だからこそ より多く勉強し、その透析液の難解さにぶち当たったのです。
既にご覧になっていると思いますがこちらで、
http://yan-hd.net/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=15213;id=hd#15213
この方はおそらく「国が認めたから大丈夫もありえない。」という感覚を持たれています。
極論ですが過去には〇〇〇十字の件もありました。
この方が言いたいのは、国が認可したのはあくまでも短期データです。ということ。
私もまったく同じ意見です。
承認時得られたデータは高々108例、血液流量が180以上〜220mL/分 未満がほとんど、透析時間も4以上〜5未満です。
「しっかり透析」には程遠い治療スタイルで承認を得たものだから、今後も注意深く診てゆきましょうと言うことなのでしょう。
添付文書には、重要な基本的注意として「4.透析中や透析後に過度のアルカローシスとなることがあり、嘔気・嘔吐などの症状や、
長期的には異所性石灰化を起こす恐れがあるので観察を十分に行う。」とあります。
販売元に悪気があるとは思いませんが、
結局はアルカローシスや異所性石灰化の責任はユーザーに委ねられています。
インタビューフォームには、「〇〇〇〇〇〇使用時に重炭酸濃度が30mEq/Lを超えた症例が20.4%(22例/108例)」とあります。
平均的な治療条件で発売時点に公開された情報です。
「しっかり透析」を行うなら、より気にすべき情報です。
>もし危険であるならば、厚生労働省で不認可する活動をされるのが筋と思いますが、いかがでしょうか?
その前に検証すべきことがあるでしょう。
お互いしっかり透析を認めながら この液について議論をしましょうと投げかけているのです。
だーちゃんさんが「いろいろと前向きに議論しましょう。」と以前の私の過去記事でフォローしてくださいましたが、まさしくその思いです。
私の投げかけは的を得ていない、ここでの議論に値しないと言うことなら、
べつのところで議論します。これまでとしましょう。
>掲示板は、もっと楽しいものでありたいです。
>下のトビのゆうきさんの言葉を借りれば、つまらないです。
>医療の難問について議論することもあるとは思いますが、今ここでこの難問について語れとは、早急すぎると思いませんか?
>議論には、それぞれ準備というものがございます。
先日も申し上げましたが、表現の方法によっては傷つく人間がいるということ。
最後に議論の準備期間は、すでに昨年の6月には始まっているのですよ。
* kusakariさんの「しっかり透析にかける情熱」はリスペクトに値するとおもっています。
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