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     ▼fukiさん: 
 
>この先生は 東日本大震災が起きた直後にボランティアに行かれて、そのときの状況から 今後の対策についてお話されました。 
>透析患者だかたといって 優遇されることはまず無い(みんな生きるか死ぬかの時だから) 
>自分で透析できる施設を探し、透析条件を把握しておくこと、多くの患者が透析可能な施設に 
>集中するので充分な透析は望めない したがって食事と薬の管理は自分でするということなど 
>いざというときの心構えができたと思います。 
 
大震災を経験したので 
 
当地は震災の被害は甚大でしたが、津波の被害は無く生きるか死ぬかと言うことは無かったです。 
ただし、原発事故後の恐怖はとても恐ろしかったです。 
 
原発で避難してきた方の中には、ドライウエイトさえも分からない方がいました。 
少なくてもドライウエイトは覚えていて欲しいです。 
 
透析は繰り返す大きな余震が起こる緊張感の中で行われました。 
透析液清浄化も震災後は厳しく、透析液もいつまで保つか分からず、透析時間も3時間として行いました。 
 
いつもは体重増加の多い患者さんも節制して透析を受けてくれました。 
アドバイスとしてはカリメートなどのカリウム吸着剤はもしもの場合の為に持っていた方がいいかもしれません。 
 
原発から一番近い透析病院がありました。 
その施設は、爆発後も皆で逃げるからと言ってそれまではどんどん透析をするんだと連日透析を行いました。 
最後は強制避難でちりぢりになったのですが、その後透析を受けた施設で、この病院から来た患者さんが皆カリウムが低く驚かれました。 
初めは食事も取れなかったんだろうと考えていたようですが、この病院ではいつどうなるか分からない状態のため、その時の為に連日透析をしてカリウムを下げていたのです。 
 
爆発の音は20km離れた場所でも聞こえた様ですので、10km以内ではとても恐ろしかったのではないかと思います。 
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