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別スレにしましょう.
HDなんてのは,開発時期には科学者的な医師,周辺技術者の切磋琢磨が求められたでしょう.
日本において,現在の透析治療に『頭脳のレベル』は,あまり関係ない.
実際,小生など,一応国立だけど,偏差値で言えば下から数えた方が早い.
私立でも,偏差値の高い低いは有るけれど,卒業大学の偏差値と医師の力量はダイレクトには関係ないでしょう.
ただ,有名大学にはきちんとした関連研修病院があり,全うな治療を行っている諸先輩が沢山居る事も事実で,卒業生はその影響を受けるのは当然でしょう.
ただ,良い面の大学の影響力が卒業生すべてに満遍なく及ぶかと言えばそうでもないでしょう.
日本の維持透析の最悪の因子は.
維持透析をきちんと研究してきた大学が無かったことでしょう.
小生が透析のテキストに用いたのは新潟の公的病院のものでした.大学関連だと女子医の大田先生の書籍くらい.
25年位前は,大学で透析をやる連中は内科でも外科でも本筋から『外れた』医師と言うような評価だった様に,小生は勝手に認識しています.
10年くらい前から,透析の学術的領分に色んな大学の医師たちが直接的に関わる事が多くなり,
きちんとした学術的な態度から新しい透析の流れが出てくると期待しましたが・・・
今の所,そうでは有りませんね.
単に,市場規模が大きくなった事の反映なのでしょう.医薬品メーカーも透析患者に絞った製剤を創出しても利益が出るようになり,その為には『ニシキノ御旗』を得るために大学の研究者と繋がる必要性が有るしね.
メーカーが費用を負担する『寄附講座』の教授なんて事も出現しました.
でも,
結局,大学の先生たちも,維持透析を担っている圧倒的多数の民間病院や,市中病院の反感を買うかもしれない,構造改革を求めるようなアドバイスが出来ないって事なんですね.
小生は,透析に関して,何処の大学の影響も受けていませんので(将来は分からないけど),好き勝手に出来るというものです.
いずれにしろ,
今の維持透析の現場は,既得権を得た透析施設の影響力が最も大きく,偉い学者さんと言えどもその流れに棹をさせないという事でしょう.
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